第2回 パソコンの中をのぞいてみる ☆☆



パソコンの中なんて知らなくても動かせればそれでいいんです。
でも、知ってるとより快適に動かせるようになります。

パソコンってのは、メーカー品ではどうかわかりませんが、基本的に拡張しながら使うのでケースは簡単に開くようになっています。
かといってうかつに開けると静電気やらで壊すこともあるので、電気街へ行って見るのが一番ですね。

●CPU

パソコンの脳みそCPU。
これがないとパソコンが動かないってのは想像がつくと思います。
1GHzのCPUは、一秒間に10億回の計算ができます。

●マザーボード(マザボ)

母なる基盤の名のごとく、このマザーボードにパソコンの全ての機器が接続されます。マウスやキーボードを挿すパソコンの裏側の端子もマザーボードの一部です。データの橋渡し役とでもイメージしてください。

見た感じ難しそうなものが多いですが、とりあえずこいつに全部刺さるんだなってことがわかれば問題ないです。

●ハードディスク(HD)

データを記憶する場所です。たとえるなら、本棚のようなイメージです。

実は、マザーボードとCPUとメモリ(と電源)さえあればパソコンはBIOSというもので動かせちゃいます。しかし、これがないと、Windowsも無いし、ソフトもインストールできないし、データを保存することもできません。一般人にとってはまったく役立たずになってしまいます。

●メモリ

データを一時的に記憶する場所です。
たとえるなら、本を広げる机といったところでしょうか。
ハードディスクとどこが違うのかというと・・・・

・電源が無いとデータが消えてしまう
・データの読み書きがHDよりめっちゃくちゃ速い

例えば、パソコンがフリーズすると保存してないデータが消えてしまうのは、
メモリ上だけで作業(読み書き)しているからなんです。
HD上で作業すれば記録は残るんですが、かなり遅いでしょうね。
それに、頻繁に書き込みをするとHDが壊れやすくなります。
シューティングや格闘ゲームでローディングするのは、
HDからメモリにあらかじめデータを移しているからです。

●グラフィックボード・サウンドボード

上のマザボの絵には説明がありませんが、
こういうものもつける必要があります。
機能としては、モニタに絵を表示する・音を出す ってだけです。
ただし、この機能をマザーボードが既に持っている場合は必要ありません。(オンボードと言います)
グラフィックカード・サウンドカードと言った場合には、ノートパソコン用品を指します。


CD−ROMドライブなんかもそうですが、
ほとんどのものは電源ケーブルとデータを送るためのケーブルの2つしかありません。
CPUやメモリなんかはマザーボードから電源を貰うのでコードすらありません。
結構、パソコンってシンプルに動いてるものです。